目次
2026年も5月1日〜9月30日を目安に、クールビズの実施が呼びかけられています。室温28度を目安にエアコンを適切に使いつつ、軽装・遮熱・扇風機の活用など家庭・オフィスでできる取り組みを組み合わせることが基本です。太陽光発電を活用すれば電気代を気にせずエアコンを使えるため、クールビズとの相性も抜群です。
クールビズとは
クールビズとは、地球温暖化対策の一環として、2005年から政府が提唱する、過度な冷房に頼らずさまざまな工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイルのことです。室温の適正化(目安28℃)とその温度に適した軽装などの取り組みを呼びかけています。近年は「デコ活」(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)の一環としても位置づけられており、省エネ・省CO2の観点からも改めて注目されています。軽装による快適な働き方の実現と、地球環境への貢献を両立できる取り組みとして、企業・家庭問わず広く定着しています。
【2026年版】クールビズの期間と最新動向
2026年の実施期間
環境省では2026年(令和8年度)も、5月1日から9月30日までの期間を目安に、クールビズの実施を呼びかけています。ただし、2021年以降は政府による全国一律の期間設定は廃止されており、日々の気温やワークスタイル・仕事環境等に応じて、各自・各企業の判断で柔軟に取り組むことが推奨されています。9月以降も気温が高い日が続く場合は、状況に応じて期間を延長する企業も増えています。
出典:環境省「令和8年度クールビズについて〜デコ活で働き方を快適に〜」
デコ活との関係
環境省は2050年ネット・ゼロの実現に向けて「デコ活」を推進しており、クールビズはその具体的なアクションのひとつとして位置づけられています。適切な室温管理と軽装の組み合わせにより、省エネ・省CO2を実現しながら快適に働くことができるとしています。クールビズを単なる「夏の服装ルール」としてではなく、脱炭素社会の実現に向けた日常的なライフスタイルの変容として捉えることが、2026年のクールビズの大きなテーマといえます。
クールビズの取り組み
家庭でできること
クールビズで環境省が推奨する室内温度の目安は28℃とされています。エアコンで身体を冷やしすぎないように、扇風機やサーキュレーターを活用して体感温度を下げる工夫が大切です。家庭でできるクールビズの取り組みには、以下のようなアイデアがあります。
- 1つの部屋に集まって一家団らん、エアコンの稼働を1台にまとめる
- グリーンカーテンで室内を涼しい木陰にする
- 遮光性の高いカーテンやすだれで窓からの熱を遮断する
- 冷却ジェルシートや氷のうなど冷感グッズを活用する
- ポロシャツやかりゆしウェアなど、通気性の良い軽装を着用する
また、エアコンをつけっぱなしにすることへの抵抗感から、室温管理を控えてしまうご家庭も少なくありませんが、熱中症予防の観点からも室温管理は最優先です。電気代が心配な場合は、次の章でご紹介する太陽光発電の活用もあわせて検討してみてください。
オフィスでできること
日中は仕事でほとんど家にいないという方も多いですよね。そのためオフィスでのクールビズの取り組みも非常に重要です。個人で簡単に取り組めるものとして、以下のアイデアがあります。- うちわや扇子を活用して体感温度を下げ、エアコンの設定温度を下げすぎない
- 髪の毛の長い人はアップスタイルにする
- ブラインドや断熱シートを活用して室温上昇を抑える
- 薄手・吸汗速乾素材など快適に過ごせる軽装を選ぶ
オフィスでのクールビズといえば、ノーネクタイやノージャケットの軽装を思い浮かべる方が多いと思います。ビジネスシーンでは必ずしも軽装ができるとは限りませんが、清涼感のある色使いでコーディネートしたり、吸汗速乾・接触冷感素材のインナーを選ぶなどの工夫もできます。TPOに応じた服装の自由化が進むなか、自分の仕事環境に合わせた取り組みを見つけることが大切です。
太陽光発電とクールビズの相性がいい理由
クールビズの基本は「過度な冷房に頼らない」ことですが、だからといって熱中症のリスクを冒してまでエアコンを我慢する必要はありません。エアコンを適切に使いながら、電気代も抑えられる方法として、太陽光発電の活用があります。太陽光発電は日中に発電するため、エアコンの使用が増える夏の昼間(9:00〜18:00ごろ)の電力を自家消費でまかなうことができます。電力会社から購入する電力量が減る分、電気代の負担を抑えながらエアコンを積極的に使いやすくなります。
さらに蓄電池を併用すれば、日中に発電した電気を夜間に使うことも可能です。「電気代が心配でエアコンをつけにくい」という状況を大きく軽減できるため、クールビズと太陽光発電・蓄電池の組み合わせは、夏の節電と快適な室温管理を両立する有効な手段といえます。
よくある質問(FAQ)
Q1.クールビズはいつからいつまでですか?
A1.2026年は環境省が5月1日〜9月30日を目安に実施を呼びかけています。ただし2021年以降は政府による一律の期間設定は廃止されており、各自・各企業の判断で柔軟に取り組むことが推奨されています。勤務先によって期間が異なる場合もあるため、会社のガイドラインを確認しましょう。Q2.クールビズの室温の目安は何度ですか?
A2.環境省は室温の目安として28℃を推奨しています。ただし体調や熱中症予防を最優先に考え、無理に冷やしすぎない範囲で柔軟に調整することが大切です。扇風機やサーキュレーターを併用することで、設定温度を上げながらも体感温度を下げることができます。Q3.デコ活とクールビズはどう違うのですか?
A3.デコ活は「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称で、環境省が推進しています。クールビズはそのデコ活の具体的なアクションのひとつとして位置づけられています。クールビズを実践することが、そのままデコ活への参加につながります。Q4.家庭でできるクールビズの取り組みを教えてください。
A4.室温を28℃を目安に管理する、扇風機やサーキュレーターをエアコンと併用する、グリーンカーテンや遮光カーテンで外からの熱を遮断する、通気性の良い素材の軽装を着用するなどが代表的な取り組みです。太陽光発電があれば、電気代を気にせずエアコンを適切に使えるため、室温管理もしやすくなります。まとめ
この記事では2026年最新のクールビズの取り組みについてご紹介しました。クールビズは軽装だけでなく、室温管理・遮熱・扇風機の活用など、家庭・オフィスでできる幅広い取り組みを含みます。2026年は「デコ活」の一環としても注目されており、省エネ・脱炭素の観点からも実践する意義が高まっています。電気代を気にせず適切な室温管理ができるよう、太陽光発電や蓄電池の活用もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。体調を最優先に、無理のない範囲で今年の夏も快適に過ごしましょう。