- 太陽光パネル
- 2023.06.12
2024年07月29日
太陽光パネルの重さ、屋根は大丈夫?荷重の考え方と雨漏りを防ぐには
太陽光パネルの重さが屋根に与える影響を、設置時の固定方法と荷重の分散・集中の考え方から解説します。太陽光パネルの重さで屋根が壊れないか不安な方は、そんな悩みを解決できます。
雨漏りを防ぐ施工ポイントや、建物の構造計算が必要になりやすい住宅条件も整理し、誰でも判断できるようまとめています。
目次
「太陽光パネルを載せたいけど、屋根が重さに耐えられるか心配…」そんな不安を抱えていませんか?実は、パネルの重さそのものより、もっと大切なポイントがあります。
この記事では、太陽光パネルを載せた時の屋根への影響と、安全に設置するコツをお伝えします。
要点
まずは結論からお伝えします。太陽光パネルの設置で本当に注意すべきポイントは3つだけです。
太陽光パネル、重さの目安
太陽光パネル1枚の重さは、おおよそ15~20kg程度です。
ただし、この数字はあくまで目安。メーカーや製品によって異なるため、正確な重量は必ず業者に確認してください。
一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)のFAQでは、一般的な4kWシステムの目安として以下のように示されています。
「設置面積:約25~40m²」「架台などの部材を含む重さ:400~550kg程度」
参考: JPEA FAQ「太陽光発電システムの設置面積と重量」
https://www.jpea.gr.jp/faq/562/
数字に振り回されるより、次の「本当に怖いポイント」を理解することが大切です。
怖いのは「重さ」より「雨漏り」と「パネルの固定方法」
実は、パネルの重さそのものが原因で屋根が壊れることは、適切な施工であれば、ほとんどありません。
本当に注意すべきなのは、雨漏りと固定方法です。屋根に穴を開けて固定する際、防水処理が不十分だと雨水が侵入します。
また、パネルを固定する架台の取り付け方が悪いと、荷重が一点に集中して屋根の構造にダメージを与える可能性があります。
つまり、「重さ」だけでなく「どう載せるか」が安全のカギなのです。
迷ったら屋根チェック→相談が最短
「うちの屋根は大丈夫かな?」と迷ったら、以下の流れが最短ルートです。
- 屋根の状態を確認:築年数、屋根材の種類、劣化の有無をチェック
- 専門業者に相談:現地調査を依頼し、荷重計算や固定方法の提案を受ける
- 提案内容を比較:複数の業者から見積もりを取り、保証内容も確認
「まず数字を調べよう」とするより、「今の屋根の状態を知る→プロに相談」の順番が、安全で確実な導入への近道です。
太陽光パネルの重さについて
ここからは、具体的な数字を見ていきます。
ただし、重さの数値はあくまで参考程度に留めてください。大切なのは「なぜ差が出るのか」「どう考えるべきか」を理解することです。
1枚の重さ(メーカーで差が出る理由)
太陽光パネル1枚の重さは、一般的な住宅用で15~20kg程度です。なぜメーカーや製品で差が出るのか?理由は主に3つあります。
重さが変わる主な理由
| 要因 | 説明 | 影響 |
|---|---|---|
| 素材の違い | 結晶シリコン系は重め、薄膜系は軽めの傾向 | 1枚あたり±3~5kg |
| サイズの違い | 大型パネル(2㎡前後)は20kg超、小型は15kg前後 | 面積に比例 |
| フレームの有無 | 軽量化のためフレームレス設計を採用する製品も | 1~2kg程度の差 |
例えば、パナソニックの住宅用パネルは製品によって13~21.5kg、シャープの製品は約15~18kg程度です。
ただし、モデルチェンジで重量が変わることもあるため、最新情報は各メーカーの公式仕様書で確認してください。
「軽ければ安全」とは限りません。軽量パネルは発電効率が低い場合もあり、屋根の面積を多く使う必要があります。
重さだけでなく、発電量とのバランスを見ることが大切です。
屋根への影響は「分散荷重」で考える
パネル1枚の重さより、実際の屋根への影響を考えるなら「荷重がどう分散するか」で見る方が分かりやすいです。
住宅用太陽光パネルの一般的な数値
- 住宅全体(4kW程度の場合):約25~40㎡に約400~550kg(架台含む)
これは、大人4~5人が屋根に乗っているような負担と考えると、イメージしやすいかもしれません。
この重量が屋根全体に分散されるため、健全な屋根であれば十分支えられます。
ただし、この数字には「パネル本体のみ」の場合と「架台込み」の場合があり、業者によって表現が異なります。
見積もりを受ける際は、「架台込みの重量か」を必ず確認してください。
- おすすめ記事
- 太陽光パネルは種類や構造によって重さや特性が異なります。パネルの種類ごとの違いは、こちらの記事で詳しく整理しています。
参考:JPEA FAQ
https://www.jpea.gr.jp/faq/562/
屋根ヘの悪影響の正体は「荷重」、分散と集中
ここからが、この記事の核心です。「太陽光パネルの重さ」が気になっている人の多くは、「重さ」という数字に不安を感じていると思います。
しかし、本当に理解すべきは「荷重」という考え方です。
荷重とは、物の重さが構造物(ここでは屋根)にどのように力を加えるかを表す概念。同じ重さでも、分散するか集中するかで、屋根への影響はまったく変わります。
屋根全体に重さがかかるのが分散荷重
太陽光パネルは、屋根の広い面積に設置されるため、重さが屋根全体に分散されます。これを「分散荷重」と呼びます。
分散荷重のイメージ
- 4kWのシステム(約500kg)を25㎡の屋根に載せる場合
- 1㎡あたりの負担は約20kg
- 畳1枚に大人1人が乗るくらいの負担
この程度の負担であれば、健全な屋根であれば問題なく支えられます。ただし、分散荷重でも注意が必要なのは、屋根全体の劣化です。
築年数が古く、屋根材にひび割れや反りがある場合は、たとえ分散していても負担が大きくなります。
また、雪が多い地域では、「パネルの重さ+雪の重さ」が同時にかかるため、分散荷重でも影響が大きくなります。
固定箇所に力が集まるのが「集中荷重」
一方、パネルを固定する架台の取り付け部分には、集中荷重がかかります。
集中荷重が発生する場所
- 架台を屋根に固定するビスやボルトの打ち込み点
- 垂木(屋根を支える木材)に荷重が集まる部分
例えば、4kWのシステムで固定点が20箇所ある場合、1箇所あたり約25kgの力が集中します。
これは、小さな点に大人1人分の重さが常にかかり続けるイメージです。
集中荷重で怖いのは、固定点の周辺が劣化していると、その部分だけが破損したり、雨水の侵入口になったりすることです。
また、固定方法が不適切だと、台風や地震の際に、集中荷重がさらに大きくなり、屋根の構造にダメージを与える可能性があります。
だからこそ、業者には「どこにどう固定するか」「垂木の位置を正確に把握しているか」を必ず確認してください。
屋根の構造(垂木・野地板)がカギ
屋根への荷重の影響を理解するには、屋根の構造を知っておくと安心です。
屋根の基本構造
- 屋根材:雨や日光から守る外装(劣化すると荷重に弱くなる)
- 野地板:屋根材を支える下地板(腐食や割れがあると危険)
- 垂木:屋根全体を支える骨組み(パネル固定の主な支持点)
- 梁・柱:建物全体の構造(最終的に荷重を受け止める)
太陽光パネルの架台は、基本的に垂木にビスで固定されます。垂木は、屋根の荷重を支えるための骨組みなので、ここに固定すれば荷重を安全に分散できます。
しかし、垂木の位置を外して野地板だけにビスを打つと、集中荷重に耐えられず、板が割れたり、雨漏りの原因になったりします。
また、築年数が古い住宅では、垂木自体が腐食している場合もあります。この場合、補強が必要になることもあります。
業者を選ぶ際は、「垂木の位置を事前調査しているか」「固定方法の説明があるか」を必ずチェックしてください。
パネル設置の際に、建物の構造計算は必要?
「構造計算って何?うちの家にも必要なの?」と不安に思う方も多いと思います。
構造計算とは、建物が太陽光パネルの荷重に耐えられるかを、数値で確認する作業です。すべての住宅で必要なわけではありませんが、条件次第では実施した方が安全です。
構造計算を必要とするケース
構造計算が必要になりやすいのは、以下のようなケースです。
構造計算を検討すべき住宅
- 築年数が古い住宅:特に1981年以前に建てられた建物
- 屋根や建物の劣化が目立つ場合:屋根材のひび割れ、野地板の腐食など
- 雪が多い地域:パネルの重さに加えて積雪荷重も考慮が必要
- 屋根面積が大きく、設置容量が多い:6kW以上など、パネル枚数が多い場合
- 過去に増改築を繰り返している:構造が複雑で荷重の影響が読みにくい
ただし、新しい住宅(2000年以降の建築基準法に適合)で、屋根の状態が良好であれば、構造計算なしで設置できることも多くあります。
「うちは築30年だけど大丈夫かな?」と感じたら、まずは業者に相談し、構造計算の必要性を確認してもらうことをお勧めします。
業者の提示資料で安全性をチェック
優良な業者であれば、構造計算の必要性を判断するために、以下のような調査や資料を提示してくれます。
- 現地調査報告書:屋根材の種類、築年数、劣化状況の記録
- 固定方法の説明:垂木への固定位置、使用するビスや金具の仕様
- 荷重計算書:パネル・架台の重量、積雪・風圧を考慮した数値
- 防水対策の説明:穴あけ箇所の防水処理方法
これらの資料がない、または「大丈夫です」としか言わない業者は、要注意です。
特に、「垂木の位置を確認せずに設置する」「現地調査なしで見積もりを出す」といった業者は避けてください。
業者には「どのような基準で安全と判断したのか」を明確に説明してもらうと安心です。
建築確認が必要となる条件
「建築確認って何?申請が必要なの?」と混乱する方もいますが、結論から言うと、建築確認が必要かどうかは出力(kW)だけでは決まりません。
屋根設置か地上設置か、架台下の空間を屋内的用途に使うかなど「設置形態・用途」で判断されます。
一般的な住宅用太陽光(4~6kW程度)の屋根設置では、建築確認申請は基本的に不要です。
ただし、自治体によっては独自のルールがある場合もあるため、心配な方は業者に確認してもらってください。
「建築確認が必要かどうか」よりも、「構造的に安全かどうか」を重視してください。
確認申請が不要でも、構造計算や荷重チェックを省略していいわけではありません。
参考:国土交通省「太陽光発電設備等に係る建築基準法の取扱いについて」(国住指第4936号)
https://www.mlit.go.jp/common/000138954.pdf
重さより注意すべき、雨漏りのリスクと対策
太陽光パネル設置後のトラブルで最も多いのが、雨漏りです。
パネルの重さが原因で屋根が壊れることは稀ですが、施工時の穴あけや防水処理のミスが原因で、雨水が建物内に侵入するケースは少なくありません。
雨漏りが起きる場所
太陽光パネル設置で雨漏りが発生しやすい場所は、主に3つあります。
| 箇所 | 原因 | リスク |
|---|---|---|
| 架台の固定部分 | 屋根への穴あけ時の防水処理不足 | 垂木を外した固定は特に危険 |
| 屋根材の破損箇所 | 施工時に屋根材を踏んで割る | 劣化した屋根材はリスク大 |
| 配線の引き込み部分 | 屋内への配線引き込み時の防水不良 | 壁・屋根の穴から雨水侵入 |
製品評価技術基盤機構(NITE)でも、太陽光発電に関する事故事例として、10年間で約200件のトラブル、被害が報告されています。
参考:NITE「製品事故情報・リコール情報」
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/
資源エネルギー庁「太陽光発電のトラブルにご注意ください」
雨漏りを防ぐ対策|施工の記録・点検/保証
雨漏りを防ぐには、施工の質が最も重要です。以下のポイントを業者に確認してください。
雨漏りを防ぐために業者に確認すべきこと
- 施工記録の提供:どこに穴を開けたか、どんな防水材を使ったかの記録
- 定期点検の実施:設置後1年、3年、5年など、定期的な点検サービスがあるか
- 雨漏り保証の有無:万が一雨漏りが発生した場合の補償内容と期間
- 施工実績の確認:過去の施工件数や、雨漏りトラブルの発生率
特に重要なのが、施工記録です。
どこにビスを打ったか、どんな防水処理をしたかが記録されていれば、万が一トラブルが起きても原因を特定しやすくなります。
また、「雨漏り保証10年」などと謳っていても、保証の適用条件が厳しい場合もあります。「どんな場合に保証が使えるのか」を契約前に必ず確認してください。
雨漏りは、設置直後ではなく数年後に発覚することも多いため、長期的なサポート体制がある業者を選ぶことが安全への近道です。
屋根の劣化は要注意サイン
太陽光パネルを設置する前に、屋根の状態をチェックしておくことも大切です。
以下のような劣化サインがある場合は、パネル設置前に屋根の補修を検討しておくと良いです。
- 屋根材にひび割れや欠けがある
- 瓦がずれている、または浮いている
- スレート屋根が反っている
- 野地板が腐食している(軒先から確認可能な場合)
- 過去に雨漏りの修繕歴がある
既存の屋根に劣化がある状態でパネルを設置すると、施工時の荷重でさらにダメージが広がり、雨漏りリスクが高まります。
「太陽光パネルを載せたら雨漏りした」という場合、実は設置前から屋根が傷んでいて、施工をきっかけに表面化したケースも少なくありません。
だからこそ、設置前の現地調査で、業者に屋根の状態を細かくチェックしてもらうことが重要です。
- おすすめ記事
- 雨漏りの原因と対策については
太陽光パネルの設置が危ない家の見分け方
「うちの家は太陽光パネルを載せても大丈夫?」そんな不安を自己診断できるチェックリストをご紹介します。
以下の項目に当てはまる場合は、設置前に専門家への相談が必要です。
築年数(旧耐震の考え方)
まず確認したいのが、住宅の築年数です。
1981年以前に建てられた住宅は、現在の耐震基準を満たしていない可能性が高いため、太陽光パネルの荷重が加わることで、地震時のリスクが増す場合があります。
ただし、「旧耐震だから絶対に設置できない」わけではありません。建物の状態が良好で、適切な補強を行えば設置可能なケースも多くあります。
築年数が古い住宅では、まず業者に「構造計算が必要か」を確認してもらい、必要に応じて補強工事も含めた提案を受けると良いです。
屋根材と劣化サイン
屋根材の種類と劣化状態も、安全性を左右する重要なポイントです。
屋根材ごとの注意点
- 瓦屋根:重量があるため、さらに荷重が増える。ズレや割れがあると危険
- スレート屋根:軽量だが、経年劣化で反りやすい。ひび割れに注意
- 金属屋根:軽量で荷重に強いが、錆や穴あきがあると固定が不安定
特に注意したい劣化サインは、屋根材のひび割れ、欠け、浮き、瓦のずれや脱落、スレートの反り、色あせや苔の発生などです。
これらの劣化がある場合、太陽光パネルの施工時に屋根材を踏んで破損させたり、固定部分が不安定になったりするリスクが高まります。
補強を検討しやすい条件
以下の条件に当てはまる場合は、補強工事を含めた提案を業者に依頼してください。
- 築30年以上で、一度も大規模修繕をしていない
- 過去に雨漏りや地震でダメージを受けた履歴がある
- 雪が多い地域で、積雪荷重も考慮が必要
- 設置容量が大きい(6kW以上)
補強工事には費用がかかりますが、「安全に長く使う」ためには必要な投資です。
補強なしで無理に設置すると、後から雨漏りや構造トラブルが発生し、結果的に高額な修繕費がかかる場合もあります。
雪・台風・地震による荷重の数値変化
太陽光パネルの荷重は、通常時だけでなく、気象条件や災害時に大きく変化します。
特に、雪が多い地域、台風が頻繁に来る地域、地震のリスクが高い地域では、設置前に追加の対策が必要です。
積雪時は「パネル+雪」による屋根への負荷
雪が多い地域では、屋根にかかる荷重が「パネルの重さ+雪の重さ」になります。
| 荷重の種類 | 重さ(1㎡あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| パネル本体 | 約12~16kg | 製品により異なる |
| 架台 | 約3~5kg | アルミ製が一般的 |
| 積雪(50cm) | 約100~150kg | 建築基準法に基づく |
| 合計 | 約120~170kg | 通常時の6~8倍 |
国土交通省の建築基準法では、地域ごとに「垂直積雪量」が定められており、建物はその荷重に耐える設計が求められています。
太陽光パネルを設置する際も、この基準を満たしているか確認が必要です。
※積雪量や設計条件は地域特性によって異なります。必ず設置予定地の条件をもとに業者に確認してください。
雪が多い地域での対策
- 積雪荷重を考慮した構造計算の実施
- 雪止め金具の設置(落雪による事故防止)
- パネルの角度調整(雪が滑り落ちやすくする)
特に注意したいのが、落雪です。
太陽光パネルは表面が滑りやすいため、屋根に積もった雪が一気に滑り落ちて、隣家や通行人に被害を与える可能性があります。
台風・強風は風圧と飛散のリスク有り
台風や強風の際、太陽光パネルには風圧による荷重がかかります。目安として風速40m/sで、1㎡あたり約100kgの風圧がかかり、固定が不十分だと、パネルが飛散する危険があります。
過去には、台風でパネルが飛散し、隣家の窓ガラスを割った事例も報告されています。沿岸部や高台など、風の影響を受けやすい場所では、通常より強固な固定が必要です。
地震時の揺れと重心への影響について
地震の際、太陽光パネルが屋根に載っていると、建物の重心が高くなり、揺れの影響が大きくなる場合があります。重心が高いほど建物が揺れやすくなり、固定部分に大きな力がかかります。
特に、旧耐震基準の建物では、地震時の揺れに対する耐性が現行基準より低いため、パネルの荷重が加わることで倒壊リスクが高まる可能性があります。
業者には「耐震性を考慮した固定方法か」を必ず確認してください。
まとめ
太陽光パネルの重さについて、ここまで詳しく見てきました。最後に、重要なポイントをまとめます。
- この記事の結論
-
- 重さの目安:4kWシステムで約400~550kg程度(架台含む/JPEA)
- 本当に怖いのは:重さより「雨漏り」と「固定方法」
- 荷重の考え方:分散荷重と集中荷重を理解する
- 構造計算:築年数や劣化状況次第で必要
- 雨漏り対策:施工の質が最重要、保証と点検も確認
- 環境条件:雪・台風・地震で荷重が跳ねる
太陽光パネルの設置は、数字だけで判断できるものではありません。
屋根の状態、気象条件、業者の提案の質、すべてを総合的に見て、安全に導入することが大切です。
- 迷ったら、まずこの2ステップ
-
- 屋根の状態を確認(築年数・屋根材・劣化サイン)
- 複数の業者に相談し、提案内容を比較
安全な設置は、正しい知識と信頼できる業者選びから始まります。
FAQ
最後に、よくある質問にお答えします。
Q1. 旧耐震の住宅でも太陽光パネルは載せられる?補強は必要?
A. 1981年以前の住宅でも、建物の状態が良好であれば設置可能です。ただし、構造計算を実施し、必要に応じて補強工事を行うことが推奨されます。
業者に「旧耐震の住宅への太陽光パネルの設置実績があるか」「構造計算を実施するか」を必ず確認してください。
Q2. 雨漏りが心配。防ぐ方法は?
A. 雨漏りを防ぐには、施工の質が最も重要です。特に、架台を固定する際の穴あけ部分の防水処理が鍵になります。
業者には「どんな防水材を使うか」「施工記録を提供してくれるか」「雨漏り保証があるか」を確認してください。
また、設置前に屋根の劣化状況をチェックし、必要なら補修してからパネルを載せることで、長期的に安全な状態を保てます。
Q3. 構造計算は誰がやる?どこに相談?
A. 構造計算は、通常、設置業者が提携している建築士や構造設計士が行います。相談先は、太陽光パネルの設置業者です。
優良な業者であれば、必要に応じて構造計算の手配まで対応してくれます。「構造計算が必要か分からない」という場合でも、まずは業者に現地調査を依頼し、プロの判断を仰ぎましょう。
Q4. 雪が多い地域は何に注意?
A. 雪が多い地域では、積雪荷重を考慮した設計が必須です。パネルの重さに加えて、雪の重さ(1㎡あたり約100~150kg)が屋根にかかるため、通常の6~8倍の荷重になります。
また、パネル表面は滑りやすいため、落雪対策も重要です。
雪止め金具の設置や、パネルの角度調整など、雪が多い地域に適した施工方法を業者に確認してください。
- 「何kW載せるか」と、施工リスクもセットで確認したい方へ
-
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