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2023年10月27日

意外に知られていない!太陽光発電の雹(ひょう)被害とは?

意外に知られていない!太陽光発電の雹(ひょう)被害とは?

異常気象の影響を受けて、大きな雹(ひょう)の被害が各地で発生したというニュースを耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?大きな氷である雹が空から降ってくるとなると、やはり心配なのは太陽光パネルへの影響ですよね。この記事では雹被害の実態と、太陽光パネルへの影響についてご紹介いたします。

太陽光発電と雹被害のリスク

太陽光発電は、クリーンエネルギーの未来を切り拓く技術として、世界中で急速に普及しています。しかし、太陽光発電はさまざまな気象条件にさらされ、特定の気象現象によってシステムが被害を受ける可能性があります。その中でも、雹(ひょう)被害は太陽光発電における懸念事項の一つです。

異常気象の影響

近年の異常気象の影響を受けて、局地的なゲリラ豪雨やテニスボール級の雹(ひょう)が降ったなどのニュースが増えています。住宅の窓ガラスが割れたり、駐車していた車のガラスが破損するなどの被害が出ることもあり、太陽光パネルへの被害も懸念されます。

そもそも、雹とは?

雹(ひょう)は、氷の球状または不規則な粒子から成る降水の一形態です。これらの氷の粒子が直径5mm以上のものを雹と呼びます。形状や大きさはさまざまで、綺麗な丸を想像しますが、実際にはトゲトゲの形の雹も存在します。また、5mm以下のものは霰(あられ)と呼ばれます。
雹が発生する原因は、湿った大気中の水滴が高度で急速に凍結し、降下中に凍った状態を保つことです。これにより、雹が地上に到達する際には氷の粒子として存在します。

ひょうとは

雹が発生するしくみ

雹(ひょう)は、積乱雲の中で発生します。積乱雲とは、強い上昇気流によって発達した高さのある雲で、局地的に激しい雨を降らせる原因です。ゲリラ豪雨も積乱雲により発生します。
積乱雲の中にある「氷晶」に、周りの水蒸気や「過冷却雲粒」と呼ばれる雲のつぶがくっつくことで氷晶が大きくなり「あられ」となります。あられは積乱雲内で上下を繰り返すうちに、大きくなり雹となります。

雹が発生しやすい季節は?

雹(ひょう)は氷ですが、冬よりも5~7月、10月が発生しやすい季節です。この時期は気温は高いですが、上空へは冷たい空気が入ってくるため「大気の状態が不安定」となります。このような時期は積乱雲が発達しやすく、そのため雹も地上へ降ることが多くなります。
夏は上空の気温が高く、地上に降るまで氷の形を保つほどの大きな氷のつぶができにくいことや、冬は積乱雲が発生しにくいことから、雹が発生しやすい季節は春や秋となります。

雹による被害とは

雹の落下速度

雹(ひょう)の落下速度は、5mmで時速36キロほどです。雹のサイズが大きくなればなるほど落下スピードが上がるため、50mmでは時速115キロと、時速100キロを超える速さになります。大きな氷が時速100キロ以上の速度で落ちてくるとなると、かなりの威力が予測できます。

雹による被害

雹(ひょう)による被害は様々です。建物や窓ガラスの破損、さらに割れたガラスでケガをするなどの二次被害が発生することがあります。そのほか、車の傷や凹みなどの被害があります。雹は一度に大量に降ってくるため、車などは広範囲に被害を受けやすく、修理が必要になる場合もあります。雹による車の破損は、車両保険の補償対象になる場合があるため、一度補償内容を確認しておくことがおすすめです。

また、近年では異常気象の影響でテニスボールほどの大きさの雹が発生したという報告もあります。テニスボールほどの大きさの氷が豪速で落下し、頭に直撃した場合、人命に関わるほどの被害も起こり得ます。

雹による農作物への影響

雹(ひょう)による農作物への影響も深刻です。雹により農作物に傷が付く、成長途中の農作物が折れてしまうなどの被害があります。いずれも農作物が市場に流通できない状態となり、農業関係者にとって甚大な損害となります。雹による農作物への被害は日本全国で発生しており、各都道府県や自治体による技術対策やチェックリストが公開されています。

参考:群馬県「ひょう害(令和4年5月27日)に対する農作物の技術対策」

https://www.pref.gunma.jp/page/9312.html

雹被害への対策とは

雹被害への対策とは

雹が降る予兆

大気の不安定さや積乱雲の発達状況により、気象情報で雹(ひょう)が起こりうる状況を事前に把握することはできますが、雹が降ること自体を確実に予測することは難しいといわれています。しかし、雹が降る直前には共通の前兆があります。


雹が降る前兆
・黒い雲が出てくる
・急に冷たい風が吹き、激しい雨が降ってくる
・雷が鳴りだす


このような前兆を感じたら、すぐに屋内に避難しましょう。近くに建物がない場合も、落雷の可能性があるので木の下に避難することは危険です。

またこのような大気の状況は一瞬で一変します。油断せずに、前兆を感じたらすぐに行動することが、自分の身を守るために大切です。

雹が太陽光発電に及ぼす影響

雹(ひょう)が太陽光発電システムに及ぼす主な影響は次のとおりです。

パネルへの損傷

普通サイズの雹(ひょう)であれば問題ありませんが、大きな雹が太陽光パネルの表面に衝突すると、ガラス表面にひびやへこみが生じることがあります。これらの損傷は必ずしも目に見えるものばかりではないため、内部の損傷によって発電量が大きく落ちているなどの異常があって、初めて気が付くこともあります。異常に気が付いた場合は、専門業者にチェックしてもらうことをおすすめします。修理や太陽光パネルの交換が必要になるケースもあります。

 

太陽光発電のメンテナンスとは?

電気機器への損傷

雹(ひょう)が太陽光発電の電気機器やコネクタにダメージを与え、システムの正常な動作に影響を及ぼすことがあります。雹が降った際は、太陽光パネルだけでなく、パワーコンディショナなど屋外に取り付けている機器がある場合は、雹による被害を受けていないか確認しましょう。

発電効率への影響

太陽光パネルの表面に雹(ひょう)のへこみやひびが生じると、光の反射や吸収に影響を及ぼし、発電効率が低下する可能性が高まります。
太陽光パネルは経年劣化による発電効率の低下を避けられませんが、先月と比べて急激に発電効率が落ちている場合は雹などの落下物によって損傷を受けている可能性があります。異常を感じた場合は、専門業者に調査を依頼しましょう。

普通の雹では破損しない?

基本的に、太陽光パネルは強化ガラスで保護されているため、普通サイズの雹(ひょう)であれば、損傷する可能性は低いと言えます。直径38mm・227gの鋼球を1mの高さから落下させても、太陽電池モジュールのガラスに破損がないようJIS規格で定められており、ほとんどのメーカーは基準に準拠しているからです。

雹で破損した太陽光パネルに保険は適用されるのか

雹被害で適用される保険・補償

太陽光発電システムが自然災害によって損傷を受けると、多くの場合で自然災害補償が適用されます。しかし、自然災害補償は個人ではなく施工会社などの業者が加入しているケースがあるため、まずは太陽光発電の取扱業者や施工会社に連絡しましょう。また、火災保険でも雹(ひょう)による被害に適用してくれることが多いため、雹被害を受けた際は契約内容を確認の上、保険会社に連絡することも重要です。

 

太陽光発電の保険とは?

ソーラーメイトみらいの災害補償は雹被害にも対応

ソーラーメイトみらいは実質0円で太陽光パネルを導入できるサービスです。ソーラーメイトみらいで導入した太陽光パネルには10年間の「災害補償」がついています。
補償期間中であれば、雹(ひょう)による太陽光パネル被害に対応可能です。

ソーラーメイトみらい災害補償

まとめ

雹の発生の仕組みや、太陽光パネルへの影響についてご紹介いたしました。雹の発生は昔から存在する気象現象ですが、近年ではテニスボールほどの特大の雹の発生や、地面一体が埋まってしまうほどの大量の雹が降るなど、異常気象が原因の一部とされる現象も発生しています。太陽光パネルは通常サイズの雹による破損の心配はほとんどありませんが、大きな雹が降って来た際は注意しましょう。既に太陽光発電を導入している場合は、補償内容を改めてチェックしてみることがおすすめです。

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