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2024年01月25日

家庭用太陽光発電で近隣トラブルに?よくある事例を徹底解説、上手な対処方法もご紹介

家庭用太陽光発電で近隣トラブルに?よくある事例を徹底解説、上手な対処方法もご紹介

太陽光発電を始めたいけれど、近隣トラブルに発展するリスクを心配されている方も多いのではないでしょうか。実際に太陽光発電によるトラブルが発生してしまった事例がありますが、トラブルの原因を知り、対策をすることで事前に回避できることがほとんどです。この記事では、よくある近隣トラブルの例と、その対策方法をご紹介します。

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太陽光発電とは

太陽の光エネルギーを電気に変換する技術で、化石燃料を使わず発電できることから、地球にやさしいクリーンな発電方法として世界中で普及が進んでいます。光エネルギーは枯渇することがない再生可能エネルギーであること、また太陽光パネルは20~30年間と長い期間で使用できることから、一般のご家庭でも導入が進んでいます。

太陽光発電による近隣トラブルの種類

太陽光発電による近隣トラブルの種類

太陽光発電に伴う近隣トラブルは、反射光、熱、落雪、騒音など多岐にわたります。特に反射光については、裁判になったケースもあるため、意識して気を付けたいポイントになります。また、太陽光発電やパワーコンディショナは一旦設置してしまうと再工事が難しいことから、事前準備やシュミレーションを行うことが重要です。

近隣トラブル

太陽光パネルからの反射光

太陽光パネルからの反射光は、太陽光発電を設置した際の近隣トラブルで最もよくある問題です。例えば、太陽光パネルから反射した光が、向かいや周辺の家のキッチンやリビングの窓へから強烈な反射光が差し込み、テレビやパソコンの利用が困難になるほどの不快な影響を与える可能性があります。
トラブルを最小限に抑えるためには、太陽光パネルを設置する方向や角度が重要です。

屋根が急になっている

急傾斜の屋根に太陽光パネルを設置すると反射光のトラブルが起きる可能性が高くなります。西向きや東向きの屋根だけでなく、太陽光パネルを設置するのに最も良いとされている南面に設置した場合でも反射光のトラブルが起きる可能性が高くなります。


急傾斜の屋根に太陽光パネルを設置した場合は、反射する面積も大きくなるため家全体が反射光の被害に遭う可能性があります。屋根の傾斜が6寸(傾斜31度)以上に太陽光パネルを設置する場合は、事前に周辺の住宅環境を調べておく必要があります。

自分の家より高い位置に住まいが建っている

こちらのトラブルは家庭用太陽光パネルよりは広い土地などに設置されている産業用太陽光発電システムに多く見られる原因です。
太陽光パネルの反射光は、入射角に等しい角度で反射します。反射角よりも高い位置に住宅があると光が入り込んでしまう原因になります。太陽光パネルの設置場所に丘や急勾配の坂がある場合は、特に注意が必要です。

設置角度の最適化

近隣トラブルを防ぐために太陽光パネルを設置する方向や角度を、近隣トラブルを防ぐために充分検討する必要があります。太陽光パネルは北向きの屋根に設置した場合、反射光が近隣の建物に影響を及ぼす可能性が非常に高まり、南向きの屋根が最もトラブルの可能性が少ないとされています。


北向きの屋根に太陽光パネルを設置すると反射光のリスクが高まる理由は、太陽光が低い角度で反射し、隣の建物や窓に直接当たる可能性があるためです。一方、南向きの屋根に設置する場合は、太陽光が上空に向かって反射するため、直接の影響が少なくなります。

太陽光発電の屋根の向きによる反射光について

また、北向きの屋根は太陽光パネルを設置しても日射量を確保できず、発電量が少なくなります。南向きの発電量を100%とすると、北向きの屋根は65%ほどです。発電量が少ないと、初期費用の回収に時間がかかるなど収益の面でもデメリットがあります。

コラム
見積書で信頼できる業者を見極められる?!
北向きの屋根にパネルを設置するには反射光の影響、発電量などを考慮する必要があります。太陽光発電業者によっては北向きの屋根には太陽光パネルを原則設置しないルールを設けている業者もあります。

太陽光発電を導入する際は、業者による事前の現場調査を元に、ご自宅の屋根に載せるパネルの位置や枚数を決めて見積書を出すのが一般的ですが、以下のような見積もりや発電シミュレーションを提示された場合、最適な太陽光パネル設置を考慮されていない可能性があるため注意が必要です。

  • 補足説明がなく、北向きの屋根にパネルを何枚も載せる見積もり
  • 北向きの屋根に設置した場合でも、南向きと同じくらいの発電量を見込めるといったシミュレーション

これらの見積もりやシミュレーションは業者の利益のみを考えられている場合があります。このような業者で太陽光発電を設置すると、適切な設置が行われず、反射光以外にも近隣トラブルにつながる要因が起きかねません。

ただし、北向きでも屋根や周囲の条件によっては設置しても問題が起こりにくい場合もあるため、見積もりが出たらまずは業者とよく話し合うようにしましょう。信頼できる業者を選択することが重要です。

太陽光パネルからの反射光による熱

住宅密集地の場合、近隣住宅との距離が近いことから、太陽光パネルからの反射光が直接向かいや周囲の家の中を照らしてしまい、室温が上がる可能性があります。また、パネルからの反射光をずっと浴びることで、家の外壁に熱によるダメージが蓄積してしまうこともあります。 これらの被害を抑えるためには、設置事業者との事前の反射光シミュレーションや熱の影響予測をしておくことが重要です。

裁判にも発展した反射光の事例

太陽光パネルの反射光と反射熱によって住人が熱中症となり、メガソーラーの開発支援事業者に対しパネルの一部撤去と330万円の損害賠償を求め、2015年9月神戸地裁姫路支部に提訴したという事例が過去にありました。提訴から2年後の2017年に訴えは取り下げられましたが、企業側が自主的に背の高い樹木を植えるなどの対応を取ったため、金銭的ダメージがなかったとはいえません。 周囲に民家がある場合、太陽光パネルの反射光を全く当てないことは不可能です。このとき、家屋に差し込む反射光の眩しさや熱が各地でトラブルの元となっています。

引用:日経クロステック

太陽光パネル上の雪の落雪

太陽光発電の設置場所が寒冷地域である場合、冬季に懸念されるのが落雪トラブルです。近隣住宅との距離が近い場合、太陽光パネルは表面が滑りやすいガラスで覆われていることから、パネルの上に積もった雪が、突然勢いよく滑り落ちることもあります。この時、雪が遠くまで滑り飛んで、隣家や通行人に被害を及ぼすリスクもあります。回避するためには、雪止め金具の設置など適切な雪対策が不可欠です。

落雪についての対策方法については詳しくはこちら

太陽光発電設備よる騒音

パワーコンディショナから発生する騒音被害

太陽光発電はクリーンなエネルギー源として高く評価されていますが、パワーコンディショナが発する「モスキート音」による騒音問題が報告されています。モスキート音は高周波の音で、特に若年層に影響があり、頭痛やめまいを引き起こす可能性があります。


基本的にパワコンの稼働音はかなり静かであり、一般的に40〜50デシベルほどだと言われています。40デシベルとは図書館や閑静な昼の住宅街、ささやき声などの音です。50デシベルになると静かな事務所内の音、あるいは家庭用エアコン室外機くらいの音になります。


外機が稼働する程度の音量ではあるものの、なるべく寝室や子供部屋の近くなど静かな環境が必要な場所の近くに設置しないようにしましょう。 また、隣家との距離があまり取れない場合は、近隣住民からのクレームを減らすためにも、防音設備の導入を検討しても良いかもしれません。


パワーコンディショナから発生する電磁波

太陽光発電を稼働すると電磁波が発生しますが、発生元は太陽光パネルではなくパワーコンディショナです。 電磁波は「電界」と「磁界」が存在する場所で発生するため、直流電力のみを生み出す太陽光パネルからは電磁波はほとんど発生しません。


パワーコンディショナは、太陽光パネルで発電した直流電力を、家庭などで使用できるように交流電力に変換するための太陽光発電に必須の設備ですが、パワーコンディショナが電力を変換する過程で、電磁波が発生します。


しかしパワーコンディショナが発する電磁波は、国際的なガイドライン値の200マイクロステラをはるかに下回る値のため、健康被害を心配する必要はないといわれています。


パワーコンディショナは部屋の中と屋外どちらも設置が可能です。屋外に設置した場合、実際に健康被害がなくても、近隣の住民から電磁波が気になるというトラブルに発展する可能性があるということを考慮しておきましょう。


太陽光発電設置による景観のトラブル

太陽光発電設置の景観によるトラブルは、主に産業用の太陽光発電で起こる問題です。山の一部を伐採して大規模な太陽光発電設備を導入した結果、自然の景観が失われてしまったなどの事例があります。


家庭用の太陽光発電導入では自宅の屋根に太陽光パネルを載せるため、景観によるトラブルは起こりにくいですが、景観を意識した地域などでは、自宅であっても太陽光パネル設置を快く思わずトラブルに発展する可能性があります。太陽光パネル設置前に近隣住民とコミュニケーションを取ることが大切です。

自宅周辺に屋根より高い建物が建つトラブル

自宅周辺に屋根より高い建物が建つトラブル

ここまでは太陽光発電設置者がトラブルの原因となり得る事例をご紹介してきましたが、こちらは設置者がトラブルに巻き込まれるケースです。


太陽光発電はパネルに太陽光が当たることで発電をするため、パネル上に影ができると発電量が減ってしまいます。周囲の建物によって完全に死角になってしまう場合は、発電がほとんどできなくなる可能性もあります。


太陽光発電設置後に、マンションなどの高い建物が建設され影ができてしまい、発電が難しくなったという事例があります。


太陽光発電設置前には、自宅の周辺に高い建物が建つ計画がないかを確認しておきましょう。


コラム
太陽光発電は日照権を主張できる?
日照権は健康的な生活を送るために、建物の日当りを確保する権利として知られていますが、実は日照権そのものの法律上の明確な定義はありません。
「日照権の侵害が認められた」というような判例は、いくつかの法律や建築基準法で定められている規制に基づいて出されたものです。

現時点では太陽光発電への日当りを保護する規制はなく、生活する上での日当りに問題がない限りは、日照権侵害が認められるのは難しいというのが現状のようです。

ただし、権利の侵害についてはそれぞれの状況によって判断されるため、トラブルが起きた場合は、行政の建築指導課や法律の相談窓口を利用することも方法のひとつです。
実際に弁護士に相談する場合や、訴訟を行う場合は高額な費用が発生するため、まずは当事者同士で話し合い、慎重に判断する必要があります。

太陽光発電で近隣トラブルにならないための対処法

対処法

施工業者と打ち合わせをしよう

太陽光発電システム専門の施工業者は専門知識を持っているので、過去の実績から得た経験を活かして最適な設置方法を提案してくれます。これまで紹介したよくある近隣トラブルについても、経験豊富な施工業者であれば、トラブルにならないような設置方法を提案してくれるケースが多いです。しっかりと事前の打ち合わせをすることで、できる限りトラブルの芽を潰すようにしましょう。

失敗しない施工業者の選びかた

①自社で工事ができる

太陽光発電の設備導入に関わる全工程を一貫して行う体制が整っている施工業者は施主と工事会社が直接契約を結んでいるため、より強固な信頼関係を築くことができます。さらに、トラブルの際、施工業者への連絡のみで済みます。設計と工事を別々の業者に依頼した場合のように、「どこに連絡すればいいか?」と悩む必要がありません。

②工事実績を重視する

実績が多いことは、高い評価を得ている証拠の1つです。工事実績の数の明確な基準はありませんが、実績が少ない、または実際の事例を公開していない業者はトラブルになり兼ねないため注意が必要です。

③保証内容が充実しているか

万が一の場合に、保証やアフターフォローの体制が整っているかまで確認する必要があります。保証期間や内容、修理時の対応、定期メンテナンスの有無など、細かな部分も事前に確認しておくと安心です。

近隣住民と事前にコミュニケーションを取る

太陽光発電の設置は、法的には建築基準法内であれば認可は不要で、基本的に隣地承諾も不要です。しかし、知らない間に近隣で太陽光発電の導入があると、住環境が変化してしまい不快感が生じる可能性があります。事前の説明と同意を得ることでトラブルリスクを軽減できます。

まとめ

太陽光発電は電気代節約や環境への貢献へつながるなどのメリットがたくさんありますが、導入する際には近隣トラブルが起こらないような対策をする必要があります。注意が必要です。今回ご紹介したトラブルはご自身で確認することが難しいものが多いため、導入前に必ず専門業者へ相談することが大切です。屋根の向きなどが最適な条件でなくても、解決策がある場合が大いにあるので、まずは一度相談をしてみましょう!

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