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- 2023.09.15
2023年12月25日
【2024年 決定版】太陽光発電にかかる設置費用・初期費用を徹底解説!
太陽光発電導入には高額な費用がかかるというイメージがありますが、実際にはどのくらいかかるのでしょうか。一般的な家庭用であっても、ある程度のまとまった費用が必要になります。この記事では、初期費用や費用の推移についてご紹介します!また、損をしない付け方や初期費用をなるべく抑えたい方におすすめの方法もあわせてお伝えします。
目次
実質0円で太陽光発電をつけるなら、ソーラーメイトみらいがオススメ!
資金準備やローンの金利手数料、短期解約時の多額の解約金も不要!太陽光発電の導入方法のデメリットを解消します。
太陽光発電の初期費用と必要機器とは
初期費用の概要
太陽光発電の初期費用には、太陽光パネルやパワーコンディショナなど必要な機器の購入代金、設置工事費用が含まれます。初期費用の具体的な金額は、導入するシステムの大きさや選択した機器の性能などによって変動します。
太陽光発電で必要な機器
太陽電池モジュール(太陽光パネル)
屋根の上に載っているパネルは、太陽電池の集合体を1枚の平たい板状にしたものです。 「ソーラーパネル」「太陽電池モジュール」「太陽光パネル」などの名称で呼ばれますが、すべて同じものを指しています。
パワーコンディショナ(パワコン)
パワコンの機能は、太陽光パネルで発電した直流電力を、ご家庭で使用できるよう交流電力に変換したり、送電網に流すなど、安定した出力に整える役割があります。
接続箱
接続箱は、太陽電池モジュールとパワーコンディショナを接続する設備です。しかし、10kW未満の家庭用太陽光発電システムの場合はパワコンと一体化しているケースが多いです。
分電盤
分電盤は「ブレーカー」とも呼ばれ、馴染みがある方も多いのでは。通常の住宅に付いている分電盤を外して、余剰電力を電力会社側に流すための「逆潮流」に対応したブレーカーが加わった太陽光発電用の分電盤を設置します。
スマートメーター(電力量計)
電力会社から購入した電力の「買電量」と、太陽光発電で発電した電力を電力会社に売却した「売電量」を計測する機器です。
カラーモニター※必須ではない
太陽光発電の発電量、売電の状況や、電気の使用状況を確認するためのモニターです。
太陽光発電は何キロのせるのがおすすめ?
太陽光発電の導入において重要なのは、適切な容量の選択です。容量が少なすぎると電力が不足し、逆に多すぎると無駄な初期費用やスペースを必要とします。 全国の平均的なご家庭の搭載容量は4.5kWと言われています。
太陽光発電システムの初期費用とは
家庭用太陽光発電システムの初期費用|2023年末
家庭⽤の太陽光発電システムの費⽤相場についても、新築・既築ともに全体として下落傾向にありますが、昨年よりも2.7万円/kW上昇しました。2023年の平均値・中央値ともに28.8万円/kWで、その内訳は、太陽光パネルが約51%、工事費が約26%となります。
つまり、家庭用太陽光発電システムの平均的な容量を4.5kWとすると、初期費用は130万円程度となります。
1kWあたりの家庭用太陽光発電システム費用|2023年末
以下、太陽光発電システム費用の内訳です。
太陽光パネル:14.7万円
パワーコンディショナ:4.7万円
工事や手続きの諸費用:7.6万円
架台:3.0万円
合計:28.8万円(値引き代-1.5万円)
事業用太陽光発電システムの初期費用|2023年末
2023年末時点で発表された資源エネルギー庁のデータによれば、10kW以上の事業用太陽光発電システムの相場は年々下落しています。平均値(単純平均)は23.9万円/kW(中央値22.2万円/kW)で、その内訳は、太陽光パネルが約40%、⼯事費が約32%でした。
参照:資源エネルギー庁「太陽光発電について」
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/091_01_00.pdf
太陽光パネルの価格相場
1kWあたりの価格の平均を知ることは、太陽光パネルの価格相場を掴む上で重要な要素です。
1kWあたりの太陽光パネル価格の平均|家庭用
家庭用の太陽光パネルの場合、2023年に新築で設置した場合、平均価格は1kWあたり14.7円で、1年前と比較してほぼ横ばいです。
1kWあたりの太陽光パネル価格の平均|事業用
10kW以上の事業用太陽光パネルの場合、2023年設置の平均価格は1kWあたり9.5円でした。過去10年間でパネル費用は45%下落しています。
参照:経済産業省「令和6年度以降の調達価格等に関する意見(案)」
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/093_02_00.pdf
周辺機器の価格相場
先述のとおり、太陽光発電は太陽光パネルだけでなく、パワーコンディショナ(パワコン)やパネルを取り付ける架台などの周辺機器も必要です。
パワコンの価格相場
2023年現在、パワコンの費用は平均34.5万円で、半導体不足・人件費増加の影響を受けて、昨年よりも上昇しています。
架台の価格相場
架台は1kWあたり3万円が相場だったことから、4.5kWの場合で13.5万円かかる計算になります。なお、架台の価格相場は昨年よりも約1万円上昇しています。
参照:経済産業省「令和6年度以降の調達価格等に関する意見(案)」
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/093_02_00.pdf
蓄電池もあわせて導入するなら
近年、電気代の高騰によって発電した電力を売電するよりも、自家消費にまわすご家庭が多くなってきました。
太陽光発電システムだけでは電力を蓄えることができません。そこで蓄電池システムを取り入れることで、昼間に発電した電力を蓄電池に貯めておき、夜間に使うことで電力会社から購入する電力量を削減することができます。
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ハイブリッド蓄電池がおすすめ
これから太陽光発電を導入するなら、ハイブリッド蓄電池システム(ハイブリッドパワコン+蓄電池)にしておくことがオススメです。
ハイブリッド蓄電池システムに備わっているハイブリッドパワコンは、太陽光発電のパワコンと蓄電池のパワコンの役割を1台でまかなうことができます。
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太陽光発電の設置工事の費用
工事費用の相場
太陽光発電システムの工事費用の目安として、事業用・家庭用ともに、2023年における1kWあたりの見積もり相場は7.6万円でした。つまり、一般的な家庭の4.5kW設置時の費用は34万円程度とされています。ただし、設置場所や工事内容により費用は変動するため、複数の業者に見積もりを依頼し、慎重に比較検討することが重要です。
屋根の形状と設置費用の関係
屋根の形状は工事費用の見積もりに大きな影響を与えます。屋根の面数が多いほど、設置工程が増えて費用が割高になります。また、場所によって足場が必要な場合も設置費用が増加します。さらに、太陽光発電パネルの固定方法や工法の選択によっても費用が変わります。屋根の形状を考慮し、適切な設置プランを検討することが重要です。
設置工法の選択
太陽光発電システム費用は、設置工法によって大きく変動します。設置工法は、主に以下の3タイプから選択することになります。「アンカー工法」では屋根に穴を開けてパネルを固定し、「支持瓦工法」では瓦の下に器具を設置し、「支持金具工法」では固定用の専用パネルに取り替える方法になりますが、最も経済的な工法はアンカー工法です。屋根の形状や設置場所、予算に応じて検討が必要です。
設置したあとに必要な費用
太陽光発電は、設置して終わりではなく、メンテナンス費用や点検費用など、設置後にかかる費用もあります。
メンテナンス費用
太陽光パネルの表面が汚れてしまった場合の清掃費用や、15~20年に一度にはなりますが、パワコンの交換費用もメンテナンスでかかってきます。
メンテナンスについて詳しくはこちら
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点検費用
家庭用の太陽光発電は、発電量の維持や安全性確保の観点から3~5年に一回程度の定期 点検が推奨されています。点検費用の相場は、1回当たり約 4.7万円です。
「ソーラーメイトみらい」は、長く安心してお使いいただくために、充実の保証サービスやサポート体制をご用意しています。
契約期間中はもちろん、契約満了後も太陽電池モジュール出力保証とシステム保証はそのまま継続されます。
導入前に知りたい、太陽光パネルの廃棄費用
太陽光発電の普及に伴って、将来的に太陽光パネルの廃棄量の増加という課題が出てきました。20年以上先のことではありますが、太陽光発電を始める前に廃棄費用についても考えておくべきでしょう。
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売電収入も計算にいれよう
太陽光発電の普及を促進し、再生可能エネルギーの利用を奨励するために、FIT制度が導入されました。FIT制度は、太陽光発電所のオーナーが発電した電力を一定期間(通常は10年間)にわたって、固定された価格で電力会社に販売できる仕組みです。
しかし、制度スタート時から徐々に価格が引き下げられており、2024年現在、家庭用太陽光発電の売電価格は1kWhあたり16円となっています。
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初期費用は合計いくらかかる?補助金は使える?
初期費用の総額
一般的な住宅の太陽光発電(4.5kW)と想定した場合、太陽光パネル、周辺機器、設置工事などをすべて含めた金額は約130万円になります。
参照:経済産業省「令和6年度以降の調達価格等に関する意見(案)」
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/093_02_00.pdf
補助金の活用も視野にいれよう
太陽光発電の普及を促進するため、自治体では補助金を出しています。100万円を超えるまとまった初期費用がかかる太陽光発電ですが、少しでも負担が減らせるよう、お住まいの自治体の補助を確認してみましょう。
どんな補助金がある?いま使える補助金はこちら
太陽光発電は補助金でお得になる?
太陽光発電に対する補助金は、2021年からのDER補助金や各自治体の支援により、新しい補助金制度が導入されています。電気代の削減や非常用発電など、太陽光発電の魅力は多岐にわたります...
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太陽光発電の初期費用を抑えるサービスとは
これまでお伝えしたとおり、太陽光発電をスタートするには多額の初期費用が必要になります。そこで、初期費用を実質0円にできるサービスが今注目されています!
初期費用が実質0円|ソーラーメイトみらい とは
資金準備やローンの金利手数料、短期解約時の多額の解約金も不要!
まとめ
太陽光発電システム導入には大きな初期費用がかかりますが、機器や工法などの選択によって金額が変わってくるので、見積もりの際によく検討することが重要です。また初期費用が気になる方は、この他にも初期費用がかからないプランを提供している場合もあるので、気になる方は専門業者へ相談してみるのがおすすめです!
初期費用が実質0円|ソーラーメイトみらい とは
ソーラーメイトみらいは、実質0円で太陽光発電システムを導入できるサービスです。
資金準備やローンの金利手数料、短期解約時の多額の解約金も不要!