2023年06月12日
お手軽に蓄電池を導入!今話題のポータブル蓄電池のオススメ
太陽光発電システムを導入される際、様々な理由で蓄電池の導入を見送った方もいらっしゃるのではないでしょうか?災害対策のためにやっぱり蓄電池の導入を検討されている方にオススメなのはポータブル蓄電池です!この記事ではポータブル蓄電池についてご紹介いたします。
目次
ポータブル蓄電池とは
ポータブル蓄電池とは、手で持ち運ぶことができる主にリチウムイオン電池を内蔵した蓄電池のことです。モバイルバッテリーをお持ちの方は多いと思いますが、モバイルバッテリーが大容量、高性能になったバッテリーと聞くとイメージがつきやすいのではないでしょうか。
持ち運びができるため、キャンプなどのアウトドアでの利用や停電時などの災害に備えて人気の高い製品です。
定置型蓄電池とは
家庭用蓄電池と聞いて、思い浮かべる方が多いのは定置型蓄電池ではないでしょうか?
電気工事や設置工事を行い設置をするタイプの蓄電池です。
配線工事が必要なため、持ち運びには適していない製品です。
また設置費用も含め、高額な初期費用が必要です。
ポータブル蓄電池が人気の理由
キャンプなどアウトドアから災害対策まで幅広い需要に対応できるポータブル蓄電池は近年人気のアイテムです。人気の理由として代表的な理由を3つご紹介いたします。
理由1:価格が安い
定置型蓄電池が80万円~200万円に対して、ポータブル蓄電池は安いモデルであれば4万円以下、災害対策目的の大容量モデルでも10万円~購入ができます。
初期費用少なく蓄電システムを導入できるのはお財布に非常に優しいですね。
理由2:工事不要
定置型蓄電池と違い、ポータブル蓄電池は設置のための工事が不要です。
そのため購入されて商品が届いたその日から使用することができます。
理由3:持ち運びができる
アウトドアブームの現在、持ち運びのできるポータブル電池は非常に人気です。
アウトドアをしない方も、災害時に電源として持ち運んで使用することも可能です。
また、非常時ではなくても家庭内の「ここにコンセントが欲しかったな、、」を解決してくれるのはポータブル蓄電池ならではの特性です。
ソーラーメイトご契約中の方
定置型蓄電池は太陽光と連系が必要なため、ソーラーメイトご契約中のお客様は蓄電池の導入が原則できないようになっています。(※ご契約内容によって異なります)しかし、太陽光と連系が不要なポータブル蓄電池は導入可能です。災害対策で蓄電池を検討されている方は、費用面でも負担が少ないポータブル蓄電池をご検討されてはいかがでしょうか?災害対策であればポータブル蓄電池の容量で十分に対策できる製品も多数ございます。
ポータブル蓄電池の選び方
昨今のポータブル蓄電池需要に合わせて、各メーカーからさまざまなモデルが販売されています。数あるポータブル蓄電池の中から使用用途に適した製品を選ぶ必要があります。今回はポータブル蓄電池を選ぶ際に確認していただくと良い5つのポイントをご紹介いたします。
ポイント1:バッテリー容量
ポータブル蓄電池のバッテリー容量は「Wh(1時間の消費電力)」を確認します。
使用用途にもよりますが、以下の容量が一つの目安となります。
・アウトドア(日帰り):200~500Wh
・アウトドア(キャンプ等):500~700Wh
・防災対策:1000Wh
災害対策として蓄電池導入を検討されている方は1000Wh以上の製品を検討していただくのが良いでしょう。
バッテリー容量が大きくなればなるほど、価格も高額になり製品も大きく重いものになります。
ポイント2:出力ポートの種類
電源を必要とする製品により、出力ポートの種類・数が変わります。
例えばACポートは何口必要か、USBはType-Cも必要なのか、急速充電に対応しているのか、など確認ポイントは複数ございます。
停電時に充電が必要な家電製品数などを事前にピックアップするのも一つの検討方法です。
基本的に大容量バッテリーを搭載した大型製品の方が同時充電可能数が多い製品になります。
ポイント3:定格出力
ポータブル蓄電池の定格出力とは、ポータブル蓄電池が安定して出力できる電力量のことです。定格出力を確認せず購入してしまった場合、想定していた家電の消費電力がまかなえずいざという時に使用できなかった、、となってしまう可能性があります。
例えば、定格出力が1000Whのポータブル蓄電池であれば、バッテリーが残っている限り1000Kwの電力を出力し続けることが可能です。
以下の表が電化製品の消費電力の一例です。
家庭用エアコンは設定温度などにより消費電力が大きく変わりますが、事前に充電を想定している家電の消費電力を確認いただきポータブル蓄電池の定格出力を確認していただくのも大きなポイントになっています。
ポイント4:バッテリー寿命
前述のポイント3まで確認していただき、せっかくポータブル蓄電池を購入していただいてもバッテリーの寿命が短くすぐ使えなくなってしまったら残念ですよね。
各メーカーよりバッテリー種類とサイクル数の確認が重要です。
サイクル数とは初期容量の80%以上を維持する充放電サイクル回数のことです。
使用方法により誤差が生じますが、一般的にサイクル数が多い方がバッテリーは長持ちすると考えられています。
ポイント5:安全性
災害時に備えて大容量の電気を蓄えるアイテムと考えると、製品自体の安全性も重要です。
ポータブル蓄電池の安全性を確認するポイントとしては「PSEマーク」の有無です。
PSEマークとは電気用品の安全性確保について定められた「電気用品安全法」の基準をクリアした電化製品に付けられるマークです。
ポータブル蓄電池にはPSEマークは必須ではありません。そのため保護機能や取得している認証を確認していただく事がポイントです。
あわせてメーカーの保証やサポートの有無の確認も重要です。
PSEマーク
電気用品安全法の基準をクリアした電化製品に付けられるPSEマークですが、信憑性に合わせて2種類のPSEマークがあります。
・ひし形:特定電気用品。政府認定の検査機関によって厳しい検査項目をクリアしたもの
・丸形:特定電気用品以外の電気用品。第三者の検査機関もしくは自主検査によって検査項目をクリアしたもの
まとめ
この記事ではポータブル蓄電池の機能と選び方のポイントについてご紹介いたしました。
家庭内に電気を使用する生活必需品が増えていることもあり、災害時の停電はとても不安ですよね。今回は初期費用を抑えてお手軽に導入ができるポータブル蓄電池をご紹介いたしました。災害対策として蓄電池を検討している方は、ポータブル蓄電池の導入はいかがでしょうか?
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