2023年07月04日
太陽光発電の発電量ってどうやって見ればいいのか紹介します!
太陽光発電の発電量、そういえばどうやって確認すればいいんだっけ?って思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ソーラーパネルを効果的に導入すると、ご家庭の電力の大部分をまかなうことができるだけでなく、心強い停電対策にもなります。この記事では、太陽光発電の年間、季節別の発電量をはじめ、発電量を増やすためのテクニックや、ご自宅で発電量を確認する方法などをご紹介します。
目次
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家庭用ソーラーパネルの発電量は1日どのくらい?
太陽光発電の1日の発電量の目安をご存じでしょうか?
天候・季節・外気温によって変動がありますが、平均として1kWで年間900~1400kWhが一般的な目安となります。
年間発電量を365日で割ると、2.4~3.8kWhが1日あたりの発電量の目安となります。
発電量を表す単位、kWとkWhとは
太陽光の発電量を確認するには、kWとkWhと呼ばれる2つの単位が使われます。
ソーラーメイトをご契約されている方は既にご存じの方も多いと思いますが、kWとkWhについて改めて確認していきましょう。
kW(キロワット)
kWとは「電力(出力)」を表す単位のことで、太陽光発電においては太陽光発電システム全体の容量、どれくらい発電する力があるかを示します。
kWh(キロワットアワー)
kWhとは、電力量を表す単位であり、太陽光においては1時間あたりの発電量を表します。
発電する電気の大きさ(kW)に時間(h)をかけて計算した発電量がkWhになります。
計算式:発電量(kWh)=電力(kW)×時間(h)
例)5kWの発電を2時間続けた場合の発電量の計算式
5(kW)×2(h)=10(kWh)
太陽光発電は、シュミレーションが大切な理由とは
太陽光発電をスタートする前に、シュミレーションをしておくことは非常に大切です。推定発電量や、将来の利益や投資回収期間を予測を行うことで、具体的な導入メリットを見積もることができます。
また、シュミレーションを通じて、最適な設置場所やシステム構成も見えてきます。専門知識が豊富な業者に相談し、最大限の発電量が確保できるよう準備を整えましょう。
屋根の方角で発電量はどのくらい変わる?
太陽光パネルを設置する屋根の方角は発電量に直結していることから、非常に重要な要素です。最も発電効率が高くなるのは南向きの屋根に設置した場合です。 太陽光パネルを真南に設置した場合を100%と仮定すると、西・東向きに設置した場合は85%程度の発電量になります。なお、北向きの屋根に設置した場合は発電量が著しく低下し、60%程しか発電量は見込めません。
発電量と設置角度の関係とは
太陽光パネルの設置角度は、太陽の向きに合わせて30度の傾斜が理想的だと言われています。ただし、同じ日本国内であっても地域によって緯度が異なるため、理想的な設置角度が変わる点について注意が必要です。一例として、札幌における最適な角度が34.8度であるのに対して、沖縄では17.6度と大きな開きがあります。
最も効率的なソーラーパネルの設置方法とは?地域別の発電量や設置角度もご紹介!
ソーラーパネルの発電効率を上げるための理想的な角度とは?
太陽光で発電するソーラーパネルにとって、太陽光がパネルに当たる量は発電効率に関わる重要な要素です。ソーラーパネルを設置する方位は真南が最も推奨されることはご存じだったとしても、お住...
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ソーラーパネルの発電量とは?1日あたりの発電量、年間の発電量の目安
1日の発電量の求め方とは
独立行政法人 新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)が発行する「太陽光発電導入ガイドブック」をもとに、1日の発電量を簡単に計算してみましょう。 システム容量(kW)×日射量×損失係数(0.73)=1日の発電量 損失係数とは、パネルの汚れや温度上昇など、さまざまな要因によって出力の損失を見込んでかける数値です。つまりNEDOは、年間27%ほど発電しないと見込んでいるということです。 日射量については、NEDOが提供する「日射量データベース 閲覧システム」を使うのが便利です。天候や季節の影響を受けますが、おおよその発電量は以上の方法で算出することができます。
年間の発電量の目安とは
1日あたりの発電量を算出したら、設置するソーラーパネルの容量をベースに、以下のように年間発電量を計算できます。 ※太陽光発電協会は、設備容量1kWあたりの年間発電量を1,000kWhとしているため、1日の発電量を2.7kWhとしています。
季節別の発電量の目安とは
太陽光発電の効率は季節によって異なります。特に春は日照時間が長く、気温も高くなりすぎないことから太陽光パネルが最も効率的に働きます。 一方、冬は日照時間が短くなるだけでなく、積雪があった際には発電量が見込めない状況になります。近年はメーカーの技術の進歩によって、曇りの日でも効率的に発電できるシステムが開発されています。
出典:太陽光発電総合情報「太陽光発電の平均発電量と推移」
https://standard-project.net/solar/hatsudenryo_1day.html
雨続きだと発電量はどうなる?
家庭用ソーラーパネルはどのくらい載せる?
以前は太陽光発電でつくった電気を電力会社に売電する方がお得だったため、できる限り多くのソーラーパネルを載せた方が良いと言われていました。しかし、電気代が高騰していること、また買取価格が年々下落している昨今の状況では、売電に注力せず自家消費にまわした方がお得です。 先ほど、1世帯あたりの年間消費電力量は約4,200kWhとお伝えしました。つまり、4.5kW程度のソーラーパネルを載せておけば、必要な電力量をカバーできる計算になります。 ただし、太陽光発電は日中、太陽が出ている時間帯しか発電できません。そのため、発電しない時間帯や天候のときは電力会社から電気を購入する必要があります。
発電量を最大に!メンテナンスや点検の必要性
太陽光発電のメンテナンスは何故必要なのか
ソーラーパネル自体はガラスとシリコンでつくられているため、寿命が長い製品だと言われていますが、経年劣化によって発電効率は低下してしまいます。経年劣化自体はどうしようもない現象ですが、発電量が突然大きく減った場合は、他の要因が関係している可能性もあります。 そのため、定期的な点検やメンテナンスを行うことで、故障やトラブルを早期に発見することが大切です。
発電量が低下する主な原因とは
ソーラーパネルに汚れが蓄積すると発電量が徐々に低下していきます。また、鳥の糞がついた場合、影になった部分に発電効率が落ちるだけでなく、糞に含まれる成分によって金属部分にダメージが生じる可能性があり注意が必要です。
急に発電しない!パワーコンディショナのトラブルかも?
太陽光発電のトラブルでよくあることが、パワーコンディショナの故障です。何らかの原因でパワコンの電子部品が破損したり、ヒューズ切れが生じてしまい、まったく発電しなくなるケースがよく見られます。また、パワコンの換気フィルターが埃で目詰まりを起こすことで、内部が冷却されず、故障につながる可能性があります。
発電量の確認方法を具体的にご紹介
ここからは実際に発電量をどのように確認するか、ご紹介いたします。
ソーラーメイトをご契約されている方は、お手持ちのスマートフォンやPCからご確認いただけます!
【お手元にご用意いただくもの】
・スマートフォン・タブレット、またはPC
・利用者画面クイックガイド
1:IDの新規登録方法
①下記QRコード、またはURLからサイトにアクセスする。
URL:https://d3fg2ij0scv3e4.cloudfront.net/
②ログイン画面が表示されます。
画面下部にあるIDを新規作成を取得するを押してください。
③ID(メールアドレス)とパスワードを入力し、【次へ】を押してください。
IDとして登録したメールアドレスに確認コードが届きますので、記載されている確認コードを入力し【確認】をおしてください。
④お手元にあるクイックガイドに記載されているシリアルNo(S/N)、MACアドレスを入力し、太陽光発電所の所在地を選択します。
全て入力し、【確認】を押してください。
※クイックガイドがお手元にない場合はお手数ですが下記お問い合わせ先までご連絡ください※
▼再発行の依頼先▼
ソーラーメイトお問い合わせ窓口
Mail:support@solar-mate.jp
Tel:0120-105-110
営業時間:平日9時~17時
⑤個人情報を入力し、利用規約を確認し同意にチェックをいれて【登録】を押してください。
入力内容に問題がなければ【確認】を押してください。
⑥個人情報の登録が完了すると、ログイン画面が表示されます。
※既にID取得されている方は操作不要です※
※必ず系統連系後にアクセスしてください※
2:利用者画面説明
利用者画面ではコンテンツ画面で電力の計測状況・発電量の詳細表示を確認することができます。
利用者画面をお気に入り登録や、ブックマークしていただくと次回の閲覧が便利になります。
発電量を確認するメリット
発電量を定期的に確認した方がいいの?と思われる方、実は発電量を確認していただくことによってより効果的に太陽光を利用していただけます!ここからは発電量を確認するメリットについてご紹介いたします。
メリット1:発電量の推移がわかる
発電量は天候・季節・外気温など様々な要因で変化します。
1日の平均発電量は2.4~3.8kWhですが、太陽光パネルの設置条件などによって平均発電量が異なる場合があります。日々の発電量を確認していただくことによって、ご自宅の太陽光発電の発電量の平均値を把握することができます。
メリット2:太陽光発電の異常に気づける
メリット1でご紹介した通り、発電量の平均値を把握していただくと太陽光発電の故障や異常に気づくことができます。
天候の影響で発電量が下がってしまうケースも考えられますが、晴天時なのにほとんど発電していない場合は機器の不具合の可能性が考えられます。
日々確認していただくことによって、万が一の事態にも早急に対応することが可能です。
まとめ
この記事では太陽光発電の発電量についてご紹介いたしました。
太陽光発電において、発電量は非常に重要な項目です。
発電量について更に詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひご参考ください。
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