夏を快適に！夏に推奨されるクールビズとは？

近年定着してきているクールビズ。気温が高くなると、クールビズの呼びかけを目にしますよね。この記事ではクールビズの取り組みについてご紹介いたします。

1 クールビズとは
2 【2023年版】クールビズについて
3 まとめ

クールビズとは

クールビズとは、地球温暖化対策のいっかんとして、2005年から政府が提唱する、過度な冷房に頼らず様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイルのことです。

室温の最適化とその温度に適した服装などの取り組みを呼びかけています。

【2023年版】クールビズについて

近年は馴染みのある「クールビズ」。しかし具体的な時期や、取組内容についてはあまりわからない、、といった方もいらっしゃるのではないでしょうか？

ここからは、2023年版クールビズの取組についてご紹介いたします。

クールビズの期間

長年にわたる実施により、クールビズは現代の日本において定着している社会慣習となっています。そのため2021年から環境省からのクールビズ実施期間の呼びかけは廃止され、服装の調整等は各自の判断に任せられることになりました。

各自の判断となると時期の判断が難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、2021年・2022年と夏日が月の半数以上となる5月1日～9月30日の期間に集中的な呼びかけが行われていました。そのため2023年も5月1日～9月30日の期間を目安に考えていただければよろしいでしょう。

取組：家庭篇

クールビズで環境省が推奨する室内温度は28℃です。エアコンで身体を冷やしすぎないように、扇風機を利用するなど「体感温度」を下げる工夫が大切です。

家庭でできるクールビズには、以下のようなアイディアがあります。

・１つの部屋に集まって一家団らん＆エアコン稼働を1台に

・グリーンカーテンで室内を涼しい木陰にする

・冷却ジェルシートや氷のうなど、冷感グッズを活用

・ポロシャツやかりゆしを着用

取組：オフィス篇

日中は仕事でほとんど家にいないという方も多いですよね。そのためオフィスでのクールビズの取組も非常に重要となっています。個人で簡単に取り組めるものとして、以下のアイディアがあります。

・うちわや扇子を利用して体感温度を下げ、エアコンの設定温度を下げすぎない

・髪の毛の長い人はアップスタイルにしてみる

・ブラインドや断熱シートを活用して室温上昇を止める

・薄手の素材感など快適に過ごせる軽装

オフィスでのクールビズといえば、やはりノーネクタイやノージャケットの夏ならではの軽装を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、ビジネスシーンにおいて、必ずしもクールビズの装いができるとは限りません。その場合は清涼感のある色使いでコーディネートをしたり、夏使用のジャケットを選ぶ、インナーを速乾・吸汗性のあるものにするなどの方法があります。

まとめ

この記事では夏を快適に過ごすためのクールビズの取り組みについてご紹介いたしました。環境省の呼びかけにより、近年では定着している取り組みのため、既に実行しているという方も多いのではないかと思います。2023年の夏も暑くなりそうですが、体調等を考慮しながら無理のない範囲で冷やしすぎない室温管理をしていきましょう。